本命が大阪公立大学のとき、併願校は「滑り止め」としてではなく、条件で決めます。学びの近さ、入試日程、共通テストの使い方、学費、通学の5つで整理します。

大阪公立大学の理系は、二次試験で数学と理科の比重が高い形です。私立大学の理系も英語・数学・理科の3教科が基本ですから、本命に向けた勉強がそのまま併願先の対策になります。文系と違って、理系の分かれ目は科目の数よりも、出願締切の早さと数学IIIの扱いです。
理系の併願は、まず総論の併願校の決め方で条件の置き方を確認し、共通テストの配点の見方で割合を見てから組むと、日程と科目の両面で失敗が減ります。
関西の主な私立大学の一般選抜は、1月末から2月中旬です。大阪公立大学の前期日程(2月25日・26日)とは重なりません。
| 大学 | 一般選抜の主な試験日(2027年度) |
|---|---|
| 龍谷大学 | 前期 1月29日〜31日/中期 2月14日・15日 |
| 近畿大学 | 前期A日程 1月30日・31日/前期B日程 2月11日〜14日 |
| 関西大学 | 全学日程1 2月1日〜3日/全学日程2 2月5日〜7日 |
| 関西学院大学 | 全学部日程 2月1日・2日 |
| 立命館大学 | 全学統一方式(理系)2月2日・3日/学部個別配点方式 2月7日 |
| 同志社大学 | 全学部日程(理系)2月4日/理工学部の学部個別日程 2月10日 |
同志社大学の出願締切は1月7日で、共通テストより前です。受ける可能性があるなら、年内に準備を終えておく必要があります。逆に、関西大学は共通テストの後の1月19日まで出願でき、自己採点を見てから決められます。
共通テスト利用には、結果を見てから出せる後追いの形もあります。関西大学の利用型・後期は3月7日が締切、近畿大学の利用型・後期は3月9日が締切、関西学院大学には国公立大学の前期日程の合格発表の後に出願できる3月出願があります。
数学IIIを含むかどうかは、大学や学科で違います。立命館大学の全学統一方式は数学IIIを含み、近畿大学は学科によって数学IIIを含まない型も選べます。理科は、試験の当日に1科目を選ぶ形が多いです。本命の準備とどこまで重なるかで、併願先を選ぶのが現実的です。
近畿大学・立命館大学・龍谷大学には、英語の外部試験のスコアを得点に換算する仕組みがあります。英検などを持っている人は、方式の選び方で差が出ます。日程や方式は年度で変わります。出願の前に、必ず各大学の要項で確認してください。
併願校の選び方シリーズ
記事の内容で分からないことがあれば、無料相談でお聞きください。無料相談は公式LINEからどうぞ
この記事を読んだ方へ
併願校は、第一志望の日程と共通テストの使い方で決まります。無料相談では、志望学部に合わせた併願の組み方をお話しします。