大阪公立大学の学校推薦型選抜の出願は、11月2日(月)から5日(木)まで、全学部共通です。志望理由書は多くの学部で合否判定の対象になる出願書類であり、面接や口述試験の質問の土台にもなります。書き上げた前提で、提出前に見直したい5つの点を整理しました。

最初に形式の確認です。志望する学部・学科の正式名称、出願する方式の名称が、出願サイトの入力内容と書類の表記で一致しているかを見てください。書き上げた文章ほど、自分では気づかない転記ミスが残ります。
チェックで引っかかった箇所は、書き方の順番から見直すと直しやすくなります。志望理由書の書き方で、「なぜこの学部か」を言葉にする順番を整理しました。
大学名と学部名を別のものに入れ替えて読んでみてください。そのまま成り立つなら、「なぜ大阪公立大学か」「なぜこの学部か」が書けていない証拠です。この大学・この学部で学びたい理由が、文章の中に具体的に入っているかを確認します。
書いた経験や活動は、学校が発行する調査書の記載と矛盾しないか。推薦書は学校側が作成する書類です。自分の文章だけが先行して、学校側の書類と前提がずれることがないよう、事実関係をそろえてください。
志望理由書に書いたことは、面接で「なぜですか」と掘り下げられる前提で読み直してください。理由の根っこ、具体的な経験、入学後へのつながりの3点が、書いた一行一行について自分の言葉で語れるか。語れない一文は、書き直すか、削る判断も含めて見直しどころです。
最後は事務的な確認です。まず、志望理由書そのものの字数と様式(学部ごとに指定があります)を守れているか。出願はインターネット出願で、入学検定料30,000円の支払いまで含めて手続きです。そのうえで、締切が「必着」か「消印有効」か(看護学科は必着です)、必要部数、学校経由でそろえる書類の手配状況。とくに共通テスト利用型の方式は、試験そのものは2月でも、出願と書類の提出は11月2日〜5日が締切です。ここを取り違えると、書類が間に合いません。
| チェック | 見るポイント |
|---|---|
| 名称と方式 | 学部・学科の名称と、方式の書き間違いがないか |
| その学部でなければいけない理由 | 他大学・他学部でも成り立つ文章になっていないか |
| 事実の一致 | 調査書の記載と食い違っていないか |
| 面接で答えられるか | 掘り下げられても自分の言葉で答えられるか |
| 提出の形 | 提出方法と締切の形を確認したか |
出願書類は、判定の対象であると同時に、面接の設計図でもあります。提出前のこの週末に、5つの点でもう一度読み返してみてください。面接の準備については、記事「学校推薦型選抜の面接対策|質問は志望理由書から作られる」にまとめています。小論文が課される学部は、学校推薦型選抜の小論文対策で形式と配点を確認してください。
※本記事の入試情報は、大阪公立大学「2027年度入学者選抜要項」および「2027年度学生募集要項」に基づいています。最新の情報は、必ず大学の公式サイトでご確認ください。
記事の内容で分からないことがあれば、無料相談でお聞きください。
まずはLINEで聞いてみるこの記事を読んだ方へ
志望理由書は、書き始める前の材料集めで差がつきます。無料相談では、志望学部に合わせた書き方の方向性をお話しします。