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理学部 生物学科の入試情報

推薦・前期・後期の3つの入口と、数学・理科で6割を超える配点を、大学の要項で整理しました

生物学科の入口は3つ

理学部は、文学部や法学部のような学部単位の募集ではなく、学科単位で募集します。生物学科の入口は、学校推薦型選抜・前期日程・後期日程の3つです。総合型選抜はありません。前期日程では、出願時に第3志望まで学科を選択でき、理学部の他の学科と組み合わせて出願できます。ほかに、帰国生徒特別選抜(若干名)があります。

学校推薦型選抜

推薦 9名

  • 出願:11月2日〜11月5日
  • 第1次選考の発表:2月5日
  • 第2次選考(口述試験):2月7日
  • 合格発表:2月9日
  • 現役生のみ・専願です
一般選抜

前期日程 23名

  • 出願:1月25日〜2月3日
  • 試験:2月25日
  • 合格発表:3月9日
  • 出願時に第3志望まで学科を選択できます
一般選抜・後期日程

後期日程 8名

  • 出願:1月25日〜2月3日
  • 試験:3月12日(理科のみ)
  • 合格発表:3月22日

前期日程の配点

前期日程は、共通テスト475点と個別学力検査(二次試験)500点、合わせて975点で決まります。科目ごとに並べると、こうなります。

科目 共通テスト 二次試験 合計 割合
数学10020030030.8%
理科10020030030.8%
英語10010020020.5%
国語100—10010.3%
地歴・公民50—505.1%
情報25—252.6%
合計475500975100%

※二次の数学は数学IIIを含みます(数学I・II・III・A・B・C)。二次の理科は「物理基礎・物理」「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」「地学基礎・地学」から2科目を選択します。試験時間は理科150分・英語100分・数学120分です。割合は小数第2位を四捨五入しています。

数学と理科が300点ずつ、合わせて600点。2科目で全体の61.5%を占めています。二次試験の500点は全体の51.3%で、共通テストよりも二次の比重が大きい入試です。反対に、共通テストだけの国語・地歴・公民・情報は、全部合わせても175点(17.9%)です。この割合が、そのまま勉強時間の使い方の物差しになります。数学と理科に、勉強時間の6割近くを使えているかが、最初の確認ポイントです。

後期日程は、理科が600点

後期日程は、共通テスト600点(数学200点・理科200点・英語200点)と、個別学力検査の理科400点、合わせて1,000点で決まります。個別学力検査は「生物基礎・生物」のみで、理科の合計は600点、全体の60.0%です。国語・地歴・公民・情報は課されません。試験は理科のみ(90分)で、前期とは配点の形がまったく違う、別の入試として準備します。

第1段階選抜と、合格最低点

前期日程では、志願者数が募集人員の6倍を超えた場合に、共通テストの成績で第1段階選抜を実施することがあります。理学部では、学部全体の志願者数で判定します(結果発表は2月10日)。2026年度の理学部前期は、志願者637名で募集人員204名の6倍には達しなかったため、実施されませんでした。後期日程は、17倍を超えた場合に実施することがあります(結果発表は2月17日)。2026年度の生物学科後期は、志願者153名(募集人員の19.1倍)から、受験者は77名でした。

2026年度 前期日程 入試結果(合格者)
区分 最高点 最低点 平均点
共通テスト(475点)418.75333.75357.26
個別学力検査(500点)349.00248.00281.33
総点(975点)717.75614.00638.59

2026年度の生物学科前期は、志願者74名・合格者24名で、合格最低点は総点の63.0%でした。満点勝負の試験ではありません。たとえば共通テストで合格者平均並みの357点(75.2%)を取れた場合、最低点までの残りは二次で257点、500点中の51.4%です。なお、前期の試験は理学部全体で行われ、受験者数592名は学部全体の数字です。生物学科の合格者には、第2・第3志望の学科として生物学科を選んで合格した人も含まれます。

第3志望までの組み立て方

前期日程では第3志望まで学科を選べるため、学科ごとの混み方と最低点の差を見て、組み合わせを設計できます。2026年度の理学部各学科の前期の結果は、次のとおりです。

学科 前期募集 志願倍率 合格最低点
数学科30名3.3倍620.50(63.6%)
物理学科52名3.3倍615.50(63.1%)
化学科60名2.7倍607.25(62.3%)
生物学科23名3.2倍614.00(63.0%)
地球学科16名3.0倍605.75(62.1%)
生物化学科23名3.7倍619.50(63.5%)

第1志望は、学びたい学科を選ぶのが基本です。第2・第3志望は、学びたい内容が近く、最低点が第1志望と同じか低い学科から選びます。ただし、物理学科・化学科は二次試験の理科で受験する科目を指定しているため、当日に選ぶ理科の組み合わせによっては、その学科を志望に書けません。第1志望の学科が指定する理科科目を受験しなかった場合は、第2・第3志望を含め、すべての学科で合否判定の対象になりません。最低点だけで決めず、学科で学ぶ内容まで見て組み立てることが大切です。

2026年度 後期日程 入試結果(合格者)
区分 最高点 最低点 平均点
共通テスト(600点)538.00476.50508.50
個別学力検査・理科(400点)361.00279.00301.25
総点(1,000点)899.00759.50809.75

後期日程は、志願者153名・受験者77名・合格者8名で、実質倍率は9.6倍でした。合格最低点は総点の75.9%で、合格者の共通テストの平均は84.8%です。二次は生物のみの400点。前期の勉強の延長で戦える部分と、生物を仕上げ直す部分を分けて、共通テスト後の期間で準備する入試です。

学校推薦型選抜(9名)

生物学科の学校推薦型選抜は、共通テストの成績と口述試験、出願書類で判定します。共通テストが総点の65.7%(575点)を占めるため、推薦の対策は、ほぼ前期日程の共通テスト対策と重なります。出願できるのは現役生のみで、専願(合格した場合は必ず入学します)です。なお、推薦で不合格になった場合でも、一般選抜の前期日程・後期日程には出願できます。

出願の要件

  • 高等学校等を2027年3月に卒業見込みの者(現役生のみ)
  • 学力だけでなく、人物・能力において特に優れ、本学科での勉学に強い意欲をもち、出身学校長が責任をもって推薦できる者
  • 2027年度大学入学共通テストの所定の教科・科目を受験する者
  • 合格した場合は、必ず入学することを確約できる者(専願)
  • 各高等学校等から推薦できる人数は2名以内です
  • 評定平均の数値条件は、設けられていません

選抜方法と配点

第1次選考は、共通テスト(575点)と出願書類(100点)の合計675点で判定します。第2次選考は、共通テストに口述試験(200点)を加えた合計875点で総合判定します。共通テストの理科は、「生物」が必須で、物理・化学・地学からもう1科目を選びます。

共通テストの内訳 配点
国語75
数学(「数学I・A」と「数学II・B・C」)75
理科(「生物」+物理・化学・地学から1科目)300
英語100
情報25
  • 出願:2026年11月2日〜11月5日
  • 第1次選考の合格者発表:2027年2月5日
  • 第2次選考(口述試験):2027年2月7日
  • 合格発表:2027年2月9日
  • 2026年度の実績:志願者24名・合格者9名(募集9名)

生物学科を目指す人へ。推薦は、共通テストで65.7%が決まる入口です。出願書類と口述試験の準備は、共通テスト対策に上乗せする分だけ。評定平均の数値条件はないため、在籍する高校からの推薦(2名以内)を得られるかが、最初の関門になります。

桜灯塾の理学部生物学科対策

生物学科は、数学・理科の2科目で配点の61.5%を占める入試です。桜灯塾の面談では、この配点の割合と、生徒の先週の勉強時間の割合を並べて確認します。ズレている科目が、次に直すところです。配点の重さに勉強時間を近づけていくことが、生物学科の設計の出発点になります。

そのときにお渡ししているのが、学科ごとの冊子「大阪公立大学受験の教科書」です。理学部 生物学科版には、入口・配点・合格最低点からの逆算に加えて、推薦の使い方や第3志望までの出願の組み立て方まで、要項の数字をもとにまとめています(面談に来てくださった方にお渡ししています)。

計画を立てる担当を1人に決め、塾長と学生講師で一緒に見ていく体制で、一人ひとりの配点戦略を組み立てます。推薦に出すかどうか、第2・第3志望にどの学科を書くか、後期日程を出すかどうかも、模試の結果と共通テストの自己採点をもとに、面談で一緒に判断します。

※本ページの入試情報は、大阪公立大学「2027年度入学者選抜要項」および「2027年度学生募集要項」に基づいています。最新の情報は、必ず大学の公式サイトでご確認ください。

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