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農学部 生命機能化学科の入試情報

配点・3つの入口・合格最低点を、大学の要項で整理しました

生命機能化学科の入口は3つ

大阪公立大学 農学部は、学科ごとに募集します。生命機能化学科の入口は、学校推薦型選抜と、一般選抜の前期日程・後期日程の3つです。総合型選抜はありません。推薦は、共通テストと出願書類で判定し、合格したら必ず入学する「専願」です。不合格の場合は、前期日程・後期日程にも出願できます。ほかに、帰国生徒特別選抜(若干名)があります。

学校推薦型選抜

推薦 10名

  • 出願:11月2日〜11月5日
  • 合格発表:2月9日
  • 現役生のみ・専願
一般選抜

前期日程 30名

  • 出願:1月25日〜2月3日
  • 試験:2月25日
  • 合格発表:3月9日
一般選抜

後期日程 10名

  • 出願:1月25日〜2月3日
  • 試験:3月12日(小論文)
  • 合格発表:3月22日

前期日程の配点

前期日程は、共通テスト475点と個別学力検査(二次試験)600点、合わせて1,075点で決まります。科目ごとに並べると、こうなります。

科目 共通テスト 二次試験 合計 割合
理科10030040037.2%
数学10020030027.9%
英語10010020018.6%
国語100—1009.3%
地歴・公民50—504.7%
情報25—252.3%
合計4756001,075100%

※二次の数学は数学IIIを含みます(数学I・II・III・A・B・C)。二次の理科は、物理・化学・生物から2科目を選択します。試験時間は理科150分・数学120分・英語100分で、試験会場は中百舌鳥キャンパスです。割合は小数第2位を四捨五入しています。

理科は、共通テストと二次を合わせて400点で、全体の37.2%を占めます。数学と合わせると700点、65.1%です。いっぽう、共通テストだけの国語・地歴・公民・情報は、全部合わせても175点(16.3%)で、理科1科目の重さにも届きません。この割合が、そのまま勉強時間の使い方の物差しになります。理科と数学に、配点に見合う時間を使えているかどうかが、この学科の分かれ目です。

後期日程は、共通テスト750点+小論文200点

後期日程は、共通テスト750点と小論文200点、合わせて950点で決まります。前期と違い、共通テストの配点が変わります。国語100点・地歴・公民100点・数学200点・理科200点・英語100点・情報50点で、数学と理科は前期の共通テストの2倍の重さになります。小論文(60分)は、日本語あるいは英語の文章をもとに、自然科学についての基礎的な知識、理解力、論理的な思考力、表現力を問うものです。前期とは別の入試として、共通テストの自己採点を見てから出願を判断する形になります。

第1段階選抜と、合格最低点

前期日程では、志願者数が募集人員の6倍を超えた場合に、共通テストの成績で第1段階選抜を実施することがあります(結果発表は2月10日)。2026年度は、志願者123名で基準の180名に届かず、実施されませんでした。後期日程は募集人員の17倍が基準で、2026年度は実施されていません。

2026年度 前期日程 入試結果(合格者)
区分 最高点 最低点 平均点
共通テスト(475点)397.25326.25356.97
個別学力検査(600点)522.50318.50371.72
総点(1,075点)848.75688.25728.69

2026年度の前期は、志願者123名・受験者114名・合格者34名で、合格最低点は総点の64.0%でした。満点勝負の試験ではありません。たとえば共通テストで合格者平均とほぼ同じ357点(75.2%)を取れた場合、最低点までの残りは二次で約332点、600点中の55.3%です。二次試験が全体の55.8%を占める設計なので、共通テストの出来だけで合否が決まる入試ではありません。

2026年度 後期日程 入試結果(合格者)
区分 最高点 最低点 平均点
共通テスト(750点)611.50592.75600.68
小論文(200点)155.00135.00143.50
総点(950点)756.50734.50744.18

後期は、志願者76名・受験者33名・合格者10名でした。合格者の共通テスト平均は80.1%と高く、合格最低点は総点の77.3%です。募集が10名と少なく、共通テストの高得点勝負になりやすい形です。小論文も、合格者の平均が200点中143.50点と、ここで差がついています。

学校推薦型選抜

出願要件

出願できるのは、次のすべてに当てはまる人です(2027年度入試)。

  • 1. 2027年3月に高校を卒業見込み(現役生のみ)
  • 2. 学力だけでなく人物・能力において特に優れ、本学科での勉学に強い意欲を持ち、出身学校長が責任をもって推薦できる
  • 3. 2027年度大学入学共通テストの所定の教科・科目を受験する
  • 4. 合格したら必ず入学する(専願)

1つの高校から推薦できる人数は、大阪府内の高校は2名以内、その他の高校は1名までです。評定平均の数値の条件は、要項には示されていません。

配点は、共通テスト850点+出願書類200点

選抜は、大学入学共通テストの成績と、出願書類(調査書・出身学校長の推薦書・志望理由書・活動報告書)を総合して判定します。個別学力検査等は課されません。

区分 国語 地歴・公民 数学 理科 英語 情報 書類 合計
推薦(10名)100100200200200502001,050

共通テストが、総点1,050点の81.0%を占めます。数学・理科・英語は200点ずつで、出願書類と同じ重さです。2026年度は、志願者57名・合格者10名でした。

この推薦の対策は、ほぼ前期の共通テスト対策と同じです。違いは、出願書類の準備が上乗せされることと、共通テストの配点が前期と変わり、数学・理科・英語が重くなることです。不合格でも、国公立大学の前期日程・中期日程・後期日程に出願できます。

推薦を考えている人へ。書類には、志望理由書と活動報告書が含まれます。出願は11月2日からで、共通テストの勉強が本格化する時期と重なります。書類の準備が出願直前にならないよう、秋の早い時期から並行して進めておくことが大切です。

桜灯塾の農学部生命機能化学科対策

生命機能化学科は、理科と数学で配点の65.1%を占める入試です。桜灯塾の面談では、この配点の割合と、生徒の先週の勉強時間の割合を並べて確認します。ズレている科目が、次に直すところです。配点の重さに勉強時間を近づけていくことが、この学科の設計の出発点になります。

そのときにお渡ししているのが、学科ごとの冊子「大阪公立大学受験の教科書」です。生命機能化学科版には、入口・配点・合格最低点からの逆算、推薦の使い方、共通テスト後の出願の判断まで、要項の数字をもとにまとめています(面談に来てくださった方にお渡ししています)。

計画を立てる担当を1人に決め、塾長と学生講師で一緒に見ていく体制で、一人ひとりの配点戦略を組み立てます。推薦を出すかどうか、後期の小論文にどう備えるかも、模試の結果と共通テストの自己採点をもとに、面談で一緒に判断します。

※本ページの入試情報は、大阪公立大学「2027年度入学者選抜要項」および「2027年度学生募集要項」に基づいています。最新の情報は、必ず大学の公式サイトでご確認ください。

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