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現代システム科学域 心理学類の入試情報

配点・2つの型と新しい推薦・合格最低点を、大学の要項で整理しました

心理学類の入口は4つ

大阪公立大学 現代システム科学域 心理学類の入口は、学校推薦型選抜、一般選抜の前期日程(英・国型と理・数型の2つの型)、そして学域単位で募集する後期日程の4つです。現代システム科学域は、知識情報システム学類・環境社会システム学類・教育福祉学類・心理学類の4学類からなる学域で、後期日程は学域で一括して募集し、入学後に学類を決めます。学類の入学定員35名の内訳は、推薦5名・前期30名(英・国型20名・理・数型10名)です(ほかに私費外国人留学生特別選抜が若干名)。総合型選抜はありません。大きな特徴は2つあります。1つは、前期が現代システム科学域の中で最も高い得点率の勝負になることです(2026年度、英・国型の合格最低点は総点の73.7%、合格者の共通テスト平均は78.9%)。もう1つは、学校推薦型選抜が2027年度から共通テストを使う方式に変わったことです。あわせて、2027年度からは前期・後期の出願で志望理由書が不要になりました。

学校推薦型選抜

推薦 5名

  • 出願:11月2日〜11月5日
  • 面接:11月21日
  • 合格発表:2027年2月9日
  • 2027年度から共通テスト410点+面接150点
  • 英検2級以上・評定4.0以上・現役生のみ・専願
一般選抜・前期日程

前期 英・国型 20名

  • 出願:1月25日〜2月3日
  • 試験:2月25日(国語・英語)
  • 合格発表:3月9日
  • 共通テスト410点+国語200点・英語200点=810点
一般選抜・前期日程

前期 理・数型 10名

  • 出願:1月25日〜2月3日
  • 試験:2月25日(数学・理科)
  • 合格発表:3月9日
  • 共通テスト410点+数学200点・理科200点=810点
一般選抜・後期日程

後期(学域一括) 35名

  • 出願:1月25日〜2月3日
  • 共通テスト+面接:3月12日
  • 合格発表:3月22日
  • 入学後に学類を決定

前期日程の配点

前期日程は、英・国型と理・数型のどちらの型でも、共通テスト410点と二次試験400点の810点です。共通テストの配点は両型でまったく同じで、違うのは二次試験の400点がどの科目に乗るかだけです。英・国型は国語と英語、理・数型は数学と理科で戦います。

科目 共通テスト
(両型共通)
二次試験
英・国型
二次試験
理・数型
合計
英・国型
合計
理・数型
国語100200—300100
英語100200—300100
数学100—200100300
理科50—20050250
地歴・公民50——5050
情報10——1010
合計410400400810810

※共通テストは6教科7科目です(地歴・公民から1科目、理科は基礎を付した科目1つ、または基礎を付していない科目1つ。地学・地学基礎も選べます。数学は「数学I・数学A」と「数学II・数学B・数学C」)。二次の数学は数学I・II・A・B・Cで、数学IIIは含まれません。二次の国語は現代の国語・言語文化・論理国語・文学国語で、古典探究は含まれません。二次の理科は「物理基礎・物理」「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」「地学基礎・地学」から1科目です。試験時間は、英・国型が国語90分・英語100分、理・数型が理科90分・数学90分で、会場は中百舌鳥キャンパスです。

英・国型は、国語と英語の2科目で600点、全体の74.1%を占めます。現代システム科学域の中で、主戦場の2科目への集中がいちばん高い配点です。理・数型は数学と理科で550点、67.9%を占めます。同じ英語でも、英・国型では300点(37.0%)、理・数型では100点(12.3%)と、重さが約3分の1に変わります。共通テストは810点の50.6%を占め、情報は10点(1.2%)です。どちらの型で出すかを決めた日から、勉強時間の配分そのものが変わる入試です。

後期日程は、学域一括の共通テスト850点+面接100点

後期日程は、心理学類単独ではなく、現代システム科学域の学域単位募集(35名)です。筆記の個別試験はなく、共通テスト850点と面接100点の950点で決まります。共通テストは国語200点・数学200点・英語200点が柱で、地歴・公民と理科からは2科目の合計で200点、情報が50点です。入学後に学類を決める入口で、志望者の多い学類では入学後の選抜があり、希望の学類に進めない場合もあります。

第1段階選抜と、合格最低点

前期日程では、志願者数が募集人員の6倍を超えた場合に、共通テストの成績で第1段階選抜を実施することがあります(結果発表は2月10日)。2026年度の心理学類は、英・国型の志願倍率が5.8倍、理・数型が3.5倍で、どちらの型も基準に届かず、実施されませんでした。後期日程(学域単位募集)の第1段階選抜の倍率は17倍で、2026年度はこちらも実施されていません。

2026年度 前期日程 英・国型 入試結果(合格者)
区分 最高点 最低点 平均点
共通テスト(410点)338.85292.20323.67
個別学力検査(400点)338.00272.00297.40
総点(810点)648.30597.20621.07
2026年度 前期日程 理・数型 入試結果(合格者)
区分 最高点 最低点 平均点
共通テスト(410点)339.65296.95320.36
個別学力検査(400点)325.00257.00284.50
総点(810点)663.60560.05604.86

英・国型の合格最低点597.20点は総点の73.7%で、現代システム科学域の前期で最も高い得点率でした。合格者の共通テスト平均は、英・国型が78.9%、理・数型が78.1%と、どちらの型も8割近くが土台になります。ただし、型によって混み方も必要な得点率も違います。2026年度は、英・国型が志願者116名・受験者112名・合格者20名(志願倍率5.8倍)に対し、理・数型は志願者35名・受験者34名・合格者10名(志願倍率3.5倍)で、最低点の得点率も理・数型が4.6ポイント低くなりました。逆算すると、英・国型で共通テストを合格者平均並みの約324点取れた場合、最低点までの残りは二次で約273点、400点中の約68%です。理・数型で共通テストを平均並みの約320点取れた場合は、残りは約240点、400点中の約60%で届きます。心理学は統計やデータを扱う学問でもあります。「心理は文系」と決めつけず、数学と理科が戦えるなら、理・数型という入口も数字の上では開かれています。

2026年度 後期日程 入試結果(合格者・学域単位募集)
区分 最高点 最低点 平均点
共通テスト(850点)744.00641.50690.90
面接(100点)94.0040.0071.43
総点(950点)821.00728.00762.33

後期(学域単位募集)は、2026年度の合格最低点が950点中728.00点(76.6%)で、合格者の共通テスト平均は81.3%でした(志願者144名・受験者58名・合格者35名)。前期より高い共通テストの得点率が求められる入口です。志願しても当日受験しない人が多い区分でもあるので、出願するかどうかは、共通テストの自己採点をもとに判断します。

学校推薦型選抜 — 2027年度から共通テスト方式に

心理学類の学校推薦型選抜(5名)は、2027年度から選抜方法が変わりました。小論文がなくなり、共通テスト410点と面接150点の560点で判定します。共通テストの配点は前期日程と同じで、出願書類(調査書・出身学校長の推薦書)もあわせて総合判定されます。あわせて、英検2級以上が出願要件に加わりました。

出願要件

出願できるのは、次のすべてに当てはまる人です(2027年度入試)。

  • 1. 2027年3月に高校を卒業見込み(現役生のみ)
  • 2. 調査書の全体の学習成績の状況(評定平均)が4.0以上で、かつ「外国語、英語のいずれか1教科」と「国語、地理歴史、公民、理科、数学、理数のいずれか2教科」の3教科の学習成績の状況の平均が4.2以上
  • 3. 学力だけでなく人物・能力において特に優れ、本学類での勉学に強い意欲を持ち、出身学校長が責任をもって推薦できる
  • 4. 2027年度大学入学共通テストの所定の教科・科目を受験する
  • 5. 2024年4月以降に受験した英検(英検S-CBTを含む)で2級以上
  • 6. 合格したら必ず入学する(専願)

1つの高校から推薦できる人数は、学類あたり大阪府内の高校は2名以内、その他の高校は1名です。

配点は、共通テスト410点と面接150点

選抜は、大学入学共通テストの成績、志望理由書等に基づく面接、出願書類(調査書・出身学校長の推薦書)を総合して判定します。共通テストは前期日程と同じ6教科7科目・同じ配点です。出願は11月2日〜11月5日、面接は11月21日、合格発表は2027年2月9日です。不合格の場合は、国公立大学の前期日程・中期日程・後期日程に出願できます。

区分 配点 割合
共通テスト(国語100・地歴・公民50・数学100・理科50・英語100・情報10)41073.2%
面接(志望理由書等に基づく)15026.8%
合計560100%

共通テストが560点の73.2%を占めるため、新しい推薦の対策は、そのまま前期の共通テスト対策になります。2026年度の推薦は旧方式(小論文と面接)で、志願者40名・合格者5名、志願倍率は8.0倍でした。新方式になって最初の入試のため、2027年度の倍率はまだ誰にも分かりません。面接の150点は、話す準備で積める点です。

高1・高2の人へ。英検2級は高2までに取り、評定4.0以上と3教科平均4.2以上は、学校の定期テストの積み重ねで作ります。推薦の要件は、高3になってから気づいても間に合わないものが並んでいます。要件をそろえるかどうかが、最初の設計です。

桜灯塾の現代システム科学域 心理学類対策

心理学類は、型によって配点の割合がまったく違う入試です。英・国型では国語と英語が74.1%、理・数型では数学と理科が67.9%を占めます。桜灯塾の面談では、選んだ型の配点の割合と、生徒の先週の勉強時間の割合を並べて確認します。ズレている科目が、次に直すところです。どの型で出すかを決めることが、心理学類の設計の出発点になります。

そのときにお渡ししているのが、学類ごとの冊子「大阪公立大学受験の教科書」です。心理学類版には、入口・型ごとの配点・合格最低点からの逆算、新しくなった推薦、型の選び方まで、要項の数字をもとにまとめています(面談に来てくださった方にお渡ししています)。

計画を立てる担当を1人に決め、塾長と学生講師で一緒に見ていく体制で、一人ひとりの配点戦略を組み立てます。推薦の要件をそろえるかどうか、前期はどちらの型で出すかも、学校の成績と模試の科目別の結果をもとに、面談で一緒に判断します。

※本ページの入試情報は、大阪公立大学「2027年度入学者選抜要項」および「2027年度学生募集要項」に基づいています。最新の情報は、必ず大学の公式サイトでご確認ください。

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