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工学部 情報工学科の入試情報

配点・2つの入口・合格最低点を、大学の要項で整理しました

情報工学科の入口は2つ

大阪公立大学 工学部は学科単位で募集し、12学科があります。情報工学科の定員は77名で、入口は一般選抜の前期日程と公立大学中期日程の2つだけです。後期日程はなく、学校推薦型選抜・総合型選抜もありません(工学部では学科によって選抜の形が異なり、学校推薦型選抜を行う学科や、総合型選抜を行う海洋システム工学科・都市学科もあります)。前期・中期とも、出願時に第3志望まで学科を選べます。中期の第2・第3志望は、情報工学科と同じ第2類(電子物理工学科・情報工学科・電気電子システム工学科)の学科からのみ選べます。このほか、私費外国人留学生特別選抜(若干名)があります。

一般選抜

前期日程 24名

  • 出願:1月25日〜2月3日
  • 試験:2月25日
  • 合格発表:3月9日
一般選抜

中期日程 53名

  • 出願:1月25日〜2月3日
  • 試験:3月8日
  • 合格発表:3月23日

前期日程の配点

前期日程は、共通テスト620点と個別学力検査(二次試験)600点、合わせて1,220点で決まります。科目ごとに並べると、こうなります。

科目 共通テスト 二次試験 合計 割合
数学13025038031.1%
理科13020033027.0%
英語14015029023.8%
国語140—14011.5%
地歴・公民60—604.9%
情報20—201.6%
合計6206001,220100%

※共通テストは6教科8科目で、理科は物理・化学・生物から2科目を選びます。二次の数学は数学IIIを含みます。二次の理科は、物理(物理基礎・物理)と化学(化学基礎・化学)の2科目です。試験時間は理科150分・数学120分・英語100分で、会場は中百舌鳥キャンパスです。割合は小数第2位を四捨五入しています。

数学だけで380点、全体の31.1%を占めます。これは、共通テストだけの3科目(国語140点・地歴・公民60点・情報20点)を全部足した220点より重い数字です。数学と理科の2科目で710点、58.2%。二次試験は全体の49.2%で、二次で課されるのは数学・理科・英語の3科目だけです。勉強時間の配分も、この割合に近づいているかどうかが物差しになります。

中期日程は、二次試験が全体の65.9%

中期日程は、共通テスト310点と個別学力検査600点、合わせて910点です。募集人員は53名と、前期の24名より多くなっています。情報工学科の募集の中心は、この中期日程です。

科目 共通テスト 二次試験 合計 割合
数学7524031534.6%
理科7524031534.6%
英語6012018019.8%
国語60—606.6%
地歴・公民30—303.3%
情報10—101.1%
合計310600910100%

※中期の試験時間は理科120分・数学120分・英語60分です。割合は小数第2位を四捨五入しています。

中期では数学と理科が315点ずつで並び、2科目で69.2%を占めます。共通テストの比重は前期の50.8%から34.1%に下がり、二次試験の出来がそのまま合否に響く形です。前期と中期では配点の重さが違うため、どちらの日程を主軸に置くかで、勉強時間の配分も変わります。

第1段階選抜と、合格最低点

工学部の第1段階選抜は、学科ごとではなく工学部全体で実施します。前期日程は志願者数が募集人員の6倍を超えた場合、中期日程は12倍を超えた場合に、共通テストの成績で実施することがあります(前期の結果発表は2月10日)。2026年度は、前期では実施されませんでしたが、中期では実施され、工学部全体で507名が第1段階選抜で不合格になりました。

2026年度 前期日程 入試結果(合格者)
区分 最高点 最低点 平均点
共通テスト(620点)529.35450.15489.71
個別学力検査(600点)453.00326.00384.70
総点(1,220点)978.30833.55874.41

2026年度の前期は、情報工学科を第1志望とした志願者が135名・合格者が24名で、志願倍率は5.6倍でした。合格最低点は総点の68.3%です(合格者の成績には、第2・第3志望の学科で合格した人の成績も含まれます)。満点勝負の試験ではありません。たとえば共通テストで合格者平均とほぼ同じ490点(79.0%)を取れた場合、最低点までに必要な二次試験の得点は約344点、600点中の57.3%です。共通テストの出来によって、二次に求められる水準は変わります。

2026年度 中期日程 入試結果(合格者)
区分 最高点 最低点 平均点
共通テスト(310点)283.41223.79259.55
個別学力検査(600点)470.00346.00398.44
総点(910点)742.41612.81657.99

中期の2026年度は、志願者1,180名・志願倍率22.3倍で、合格者は100名でした(第2・第3志望の学科での合格者を含みます)。合格最低点は総点の67.3%です。合格者の共通テストの平均は83.7%と高く、共通テストで平均並みの260点を取れた場合、最低点までに必要な二次試験の得点は約353点、600点中の58.8%です。募集は前期の24名に対して中期は53名と多い一方で、志願者も集まる日程です。

学校推薦型選抜と総合型選抜

情報工学科には、学校推薦型選抜も総合型選抜もありません。工学部では学科によって選抜の形が異なり、学校推薦型選抜を行う学科(機械工学科・電子物理工学科など)や、総合型選抜を行う学科(海洋システム工学科・都市学科)もありますが、情報工学科の入口は一般選抜の前期日程(24名)と中期日程(53名)だけです。

そのため、評定平均や学校の推薦枠を土台にする設計は使えず、合否は共通テストと二次試験の得点で決まります。逆に言えば、準備の軸ははっきりしています。共通テストと、数学・理科・英語の二次試験に勉強時間を寄せていくことが、そのまま情報工学科の設計になります。

志望学科を選ぶときは、選抜の形まで含めて確認してください。同じ工学部でも、学科が変われば入口の形は変わります。「推薦があるつもり」で計画を立てると、出願の段階で組み直しになります。

桜灯塾の工学部情報工学科対策

情報工学科は、前期では数学と理科の2科目で配点の58.2%を占め、中期ではその割合が69.2%まで上がる入試です。桜灯塾の面談では、この配点の割合と、生徒の先週の勉強時間の割合を並べて確認します。ズレている科目が、次に直すところです。配点の重さに勉強時間を近づけていくことが、情報工学科の設計の出発点になります。

そのときにお渡ししているのが、学科ごとの冊子「大阪公立大学受験の教科書」です。情報工学科版には、入口・配点・合格最低点からの逆算に加えて、中期日程の配点や第2・第3志望の考え方まで、要項の数字をもとにまとめています(面談に来てくださった方にお渡ししています)。

計画を立てる担当を1人に決め、塾長と学生講師で一緒に見ていく体制で、一人ひとりの配点戦略を組み立てます。前期と中期では配点の重さが違うため、どちらの日程を主軸に置くか、第2・第3志望をどう組み合わせるかも、模試の結果と共通テストの自己採点をもとに、面談で一緒に判断します。

※本ページの入試情報は、大阪公立大学「2027年度入学者選抜要項」および「2027年度学生募集要項」に基づいています。最新の情報は、必ず大学の公式サイトでご確認ください。

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